安い店はどんどん減っていくのであった

 日経MJの記事でワタミが人材不足のため60店舗を閉鎖すると書いてあったが、この波はこれからの日本を覆っていく問題になりそうだね。とにかく人手不足。安いチェーン店で成長してきたいろんな企業は、今後すべてこの問題に突き当たる。ユニクロが1万6000人のパート・バイトを正社員化したというのもこの問題にリンクしている。

 さとり世代だろうか、ヤンキーだろうが関係ない。人口が減っているんだから当然労働人口も同じグラフを描く。まさかこんな社会になるとは思ってもいなかった。オリンピックまでは日本もなんとかいい調子で行けると思うけど、その後は一体どうなるんだろう?

 でも逆にいい点もなくはない。働く人の時給は人手不足のお陰でこれからもどんどん上昇するだろう。そういう意味で短期的には景気は良くなるかも知れない。しかし大手チェーン店はビジネスモデルの転換を求められるかもしれない。60店閉鎖ってそれくらいのことを考えさせるにインパクトは充分だ。

 いま勉強しているビジネスセミナーの先生のこの問題に関するステートメントを聞いてみたい。