ノーパン

 今朝はすっきり晴れ上がり気持ちのいい光であるが、キーンと冷えていた。昨日の冬日の影響か。一度仕舞ったダウンインナーを取り出さなくてはならないような寒さだった。急激な気温の変化でまたぞろ喉の痛みがぶり返す。なにせ体弱いもんで。

 一昨日乗ったタクシーの運転手さんが、桜が散り始めると花粉症がおさまるからありがたいと言っていた。自分には花粉症はないが、苦労している人を見ると気の毒に思う。弊社にも多くの花粉症に悩む者がいる。マスクをしている人のほとんどが花粉症である。

 しかしマスクが恒常になってしまい、人と会ってもマスクを外さない人もいる。ビジネスの場で初対面でもマスク姿。もともと人の顔を憶えるのが苦手な上、顔の面積の2/3ほども隠されたんではお手上げである。次回マスクを外された姿で会ってもわからない。

 もはやマスクを外すのが恐怖だという女性もいる。以前ウチにもそんなスタッフがいた。一年中マスク。ああなるともうマスクなしでは生きていけない。マスクがないとスカートの下ノーパンで歩くようなものらしい。すべてさらけ出しているような不安な気持ちになるそうだ。

 なんとなくわかるのだが、ビジネスの場ではやはりマスクは困る。つまり仕事上においては、ノーパンでお願いします。