夏の読書

 いまさらながらまた下山事件について読んでいる。戦後最大のミステリーのひとつ。佐藤一氏の著書で他殺説は否定されているにも関わらず、他殺説の新刊小説がでたりしてまた興味を持ったから。

 先日半藤一利氏の新刊「もうひとつの幕末」を読んだ勢いで、また同氏の「昭和史」を読み返した。毎年夏になるとこういうのが読みたくなるのである。

 最近話題なのは小林よしのり氏の「卑怯者の島」。どんなものかいっちょ買ってみようかなと。

 真夏の寝苦しい夜は、ミステリーよりも先の戦争に至る、あるいは関する本がちょうどいい。