ボジョレーヌーボー
昨日はボジョレーヌーボー解禁の日。以前ほど騒がれなくなったが、例年これを楽しみにしている人も多い。毀誉褒貶あるフレッシュなワインが果たしてどうなっているのか、それなりに自分も興味はある。
で、昨夜、ルノー・ジャポンが代官山Tサイトでそのヌーボーの会を開くというので行ってきた。先のルノー・ジャンボリーでムービーを撮る仕事をいただいた関係でのお招きであった。
およそ立ち飲みでの1.5H、ゆっくりとたっぷりと今年のヌーボーを愉しんだ。
作り手にもよるが、昨日のヌーボーは酸味がまろやかでとても美味しかった。ものによっては、むむむというものも多い中でのグッドチョイス。さすがフランスの会社である。
実はテロによって開催が危ぶまれていたそうだが、普段通りにことを進めるのがテロに屈しない姿勢ということでの開催。
ルノーさん、どうもごちそうさま。ありがとうございました。
ところでヌーボー、毎年秀逸なコピーが考えられている。今年のコピーを含めて、ここ20年の記録を貼ってみる。
さて、何年のものが最も評価されているのか、これで判断できますか?
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年 「過去50年でも素晴らしい出来」
10年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
11年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
12年「ボジョレー史上最悪の不作」
13年「小粒だが味の濃いブドウが収穫できた」
14年「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
15年「09年以来の最高の出来」