第二日
二日目。
時差調整には飲み過ぎることがいちばん。というわけで初日からぐっすり。気持よく起床の後は早朝散歩。ジョギングシューズを持ってきたのだが、さすがに走る気にはならない。昨日より暖かい。ホテルの下にあるスタンプタウンコーヒーでクロワッサンとコーヒーを買ってひとり朝食。このコーヒーショップは来店者の波があり、ガラガラなときはスムーズだが、並びが入るとかなりの混雑。幸い待ち人2人でスムーズだった。
撮影は10時過ぎからというので朝はゆっくり。まずはエースホテルのロビーラウンジから。
手前にスタッフ。奥がモデルさんたち。
この後いくつかの場所をまわりながら撮影。途中コーディネーターのタカさんにポートランド事情についていろいろ聞く。何を聞いてもきちんと答えがある。コーディネーターが専門ではないのに、こんな優秀な人はいない。
ランチは評判のメキシカン「ポルケノ」。最初ボルケーノ(火山)かと勘違いしていた。ここは他にも市内にもう一店お店があり、ともにランチタイムはご覧のような行列が。
意味もなく“路上の宝石”を撮ってみたり。
撮影中のヒマつぶしにレストランの写真を撮ったり。
ポートランドのレストランはボーエンセンのJ49チェアの使用率が異常に高い。この店は脚を入れ替えていて、ちょっとオヨっとなった。よく見ないと分からないけど、上半身黒に脚はナチュラルとかその逆とか。
そしてポートランドガイドには必ず載っているカバのマークのインテリア資材屋さんへ。取り壊される建物があればどこへでも出かけて行き、買い付けてきているだろうな。店内の混沌は圧倒的であった。こんなに売っているものがあるのに、買えるものが何もないというのも面白い。
お店を開きたいとか、部屋をリフォームしたいというタイミングであれば、ここは宝島である。
移動につぐ移動中に見かけるのは自転車置場。多くの自転車が街中を縦横無尽に走っている。こういう風景はここポートランドとサンフランシスコなどのノースウエストコーストだけなんじゃないだろうか。
撮影の最後はスタンプタウンコーヒー。となりがバーになっていてヒップな人々が溜まっていた。みんなパソコンいじったり、書物したり。まるで蔦屋代官山店。
暗かったのでちょっとピンぼけな二日目の夜のステーキ。ステーキというよりローストビーフであるが、これが美味しかった。スターターにオニオングラタンスープかサラダのチョイスなのだが、後者を選んだところ、ほとんどの人がスープにしていた。配膳されてやや後悔。みんな美味しいとスープを啜る。
気の毒に思ったのかスタイリストのモミゾウ師匠が一口啜れと言ってくれた。いいとこあるねえ。
わらわら書いているが、ただの行動報告文になっている。プロの物書きではないがセミプロくらいなポジションである。もう少しマシな文を来週は書くようにします。したいです。いや、したいな。
来週につづく。