セッションからのポール

 土曜日は映画「セッション」を観た。これがアカデミー賞でもよかったんじゃないかというのが正直な感想。とても、とても楽しめた。程よい緊張感。映画館に行く前はすこし疲れてて眠かったのだが、眠気がさっぱり飛んで行った。ぜひみんなに観て欲しい。

 ネット上でこの映画をめぐる菊地成孔さんと映画評論家の町山智浩さんのやりとりが話題になっている。今朝もスタッフとその話になった。興味ある人はグーグル先生に聞いてみるといい。

 ぼくはこの映画にすっかり魅了された。1800円払って観る価値ある。DVDを待つなんてことはやめて、音のいい映画館で鑑賞してほしい。

 その後は東京ドームへポール・マッカートニーのコンサートへ。昨年国立競技場最後のイベントとして予定されていたのが中止になり、そのリベンジ。初生ポール様を堪能。アンコールはなんと5曲。どこまでのサービスぶりなんだか。72歳であの声量。すごいとしかいいようがない。

 ところで東京ドームの問題は出入口の回転ドア。気圧コントロールの問題もあるので仕方ないけど、一人ずつしか出られないからショーの終わりの混雑ぶりは想像を絶する。

 やはりあちこちからアプローチできるアクセスの良い国立競技場の青空の下で観たかったな。