時代は遡ってくれない

 確か今夜エルトン・ジョンのライブが横浜で行われる。なので朝からエルトン・ジョンをかけているのだが、スタッフはみんな自分のイアホンで思いのまま音楽を楽しんでいる。

 さすがにいまの人からすると古いか。それでもDJおれは強引に彼のラブソングをヘビーチューンしている。

 昨日出版不況の話から、期待の最近電子ブックの話題になった。しかし電子もこのところ伸び悩み、むしろ紙の本をみんな読んでいるという。レコードブームも再燃しているようだし、CDの売り上げもなんて話に進んだが、環境を考えるとやはり音楽は難しいかもという結論に。80~00代の黄金時代はもう戻らない。ライブやそのほかのビジネスで稼ぐしかない。

 雑誌も同じである。時代は遡ってくれない。

 引き続き雑誌業界は冬の時代のまま。何かきっかけでどうにかなるもんでもなさそうだし、大変である。

 そういう状況でもアンプラグドの次号のための仕込みを現在進行中。すでにスタッフ一名は本日NYへ飛び立った。テロに気をつけろといっても気をつけようがない。安全であってほしいと思う。