カンボジア料理店

 パリのテロ事件。襲われたカンボジア料理店は、われらファッション関係者にはとても馴染みの店だったそうだ。弊社平野もパリに行くたび行っていたといい、ショックを受けていた。

 それにしてもとてつもない時代に突入したものである。どんな分野、規模でも、揉め事が起こるたび話し合いで解決しようとするが、この事件の首謀者たちとはそれができない。どちらかが消滅するまで潰し合うしかないのか。

 SNSなどを見ているとアイコンにフランス国旗を重ねている人が多い。先月起こったバンコクでの爆弾テロ、犠牲者は今回より少ないとはいえ、このような反応した人はあまりいなかったような。

 テロはいま世界中で起こっている。馴染みのない国の事件こそ想像力を働かせて何が起こったのか冷静に見つめる必要がある。