フイナム スキー!スキー!

 山ものの映画や小説、ノンフィクションにずっとハマっている。登山やスキー、もちろんスノボなんてやったことないのに、なぜか山にだけ関心がある。最近ではエベレスト3Dが封切られた。観た後にジョン・クラカワー著の「空へ」を買って読み、生存者ベック・ウェザースの「生還」を読み、さらにはフィッシャー隊のガイドでその後亡くなった、アナトリ・ブクレーエフの「デス・ゾーン」も読んだ。この最後者は、すでに絶版で公立の図書館で借りて読むしかなかった。蛇足だが前者のクラカワー、ショーン・ペンが監督した映画「イントゥ・ザ・ワイルド」を書いたジャーナリストでもある。

 もちろんエベレストものだけではない。内外の映画、書物は目についたら片っ端から目を通す。

 かといって自分が山に行くかと問われれば、絶対にいかない。寒いの苦手だし、危険を冒す勇気もない。

 しかし体の奥の方に堰き止められない小さな正露丸サイズのマグマのようなものがあったのかもしれない。突然、スキーをやる! と宣言してしまったのだ。

 発作的としかいいようがない。

 するとフイナム副編の山本がスキークラブを創出するので、そこに参加しませんか、と。どうやらサロモンさんがバックアップしてくれるらしい。渡りに船とばかりに参加を表明した。いつの間にかフイナムスキークラブなんてものを作っているし。

 で、いよいよ来週、生まれてはじめてのスキーにいく。今週末は雪も降りそうだしコンディションも万全。

 初夏は勝手にツェルマット取材も予定している。

 スキーブーム。

 これ来そうです。

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