代官山プロジェクト

 新聞に代官山の東横線跡地が再開発されるというニュースが載っていた。近隣の住民には以前から説明がなされていたので、こちらにとっては特段新しいニュースではないけれど、公式なメディアがそれを裏付ける記事を出したということで計画が予定通り進んでいるということが確認できた。

 並木橋の脇あたりから代官山方面へ続く曲線の東横線跡地で、7階建てのビルになり、ホテルやレストラン、物販、そしてオフィスが入るという。すでにオープンしている駅近の商業施設内のテナントは苦戦しているけれど、果たしてこちらはどうなのだろう。この欄で何度も指摘しているように、再開発のたびに店舗スペースが生まれ、チキンレースのごとくアパレル関係会社が入居するもんだから、店の相対的価値が下がりモノが売れなくなってきている。というより総量の決められているパイを増加する店舗で切り取りあってるという感じ。

 今後さらに渋谷駅が再開発され、特大な商業スペースがそこに生まれる。

 それがどうにも終わりの始まりのような気もするのだが。

 来週あたりから銀座シックスのオープニング内覧会が始まる。爆買いもクールダウンし、日本人の消費意欲も盛り上がらない昨今、はたして。