ノモレ
なんとなく読んだ「白墨人形」が面白かった。久々の徹夜本。というか徹夜してないけど。比喩です。
このところ話題の日本のミステリをKindleに落として読んだら、ライトノベルみたいのが続いたので、こら書店で手に取らないとならんなと思い買ったのがこれだった。
ちなみにその日本のライトノベル風ミステリ、まるで日本のアイドル映画の原作になりそうで、どうにも読んでいてシラける。最後に謎解きがしっかりしてちょっとしたカタルシスは得られるのだが。
一方でこうした海外ミステリはまあ期待を裏切らんね。
いま一緒に買ったNHKディレクター・国分拓著「ノモレ」を読んでるが、これがまた面白い。
以前Nスペで特集されたアマゾンに住む文明社会と接触したことがない部族「イゾラド」の物語。もちろん番組も録画して見た。映像仕事が生業なのに文章が非常に読ませる。冒頭の「序」だけでも書店で立ち読みしてください。間違いなくレジに並んでしまうから。
並ばなかったら?
それは私のノモレ(友)ではありません。