ホテル

 出張でホテルを取らなくてはならない。でも数カ月先なんでとすこし放っておくといつの間にか一カ月前なんてことがよくある。で、予約しようにもすでにホテルは満杯ですこし慌てる。こんなことを何度も繰り返してきているのに、今回またやってしまった。日時はもうすこし離れて2カ月半ほど先なんだが、すでにホテルはいっぱい。今回は4名での移動、そしてぼくが主幹事だから同行のメンバーに顔が立たない。

 しかしテントを張って寝るわけにはいかないので、いちおうカプセルホテルを予約しておいた。メンバーはみな「それ楽しそう」なんてリプライくれたけど、いやはや申し訳ない。

 しばらくカプセルホテル泊まってないけど、調べるといろいろと進化している。施設は綺麗だし、センスも良さそう。インバウンドの外国人に受けそうだ。というわけで反面楽しみでもある。地方都市とはいえ、3000円代で泊まれるというのもちょっと驚きだ。寝るだけと割り切ればそれはそれで悪くないのかもしれない。

 ホテルに宿泊するのが好きだという人がいる。都内に住んでいるのに、お正月などにシティホテルを利用するような人たち。

 確かに掃除や洗濯、食事などの日々の用事から解放されるという意味では確かに楽で非日常な体験ができるので気分転換になるのかもしれないが、ぼくはどちらかというとホテルは落ち着かない派なので家がいい。用事があっても家がいい派なのだ。

 それでもたまに相性のいいホテルもあって、リラックスできることがある。

 でも思い返せばそれは主にリゾート地。やはり都市型のホテルの滞在はあまり好まないのであった。