駅から雑誌が消える!?
昔は電車に乗るときに読むものを持ち忘れると後悔したもんだ。電車の中での暇な時間つぶしは人間観察しかない。特に地下鉄なんかだと見る景色もないしね。
新幹線などの長時間旅ならなおさらだ。雑誌でも本でも読むものがないと完全にアウト。忘れたことを気づいたらいつも駅構内のキオスクや書店で何か買っていた。
しかしスマホの登場とともにこの習慣も薄れてきた。都内を移動するときにはもはや週刊誌などを買うことはなくなった。さすがに新幹線や飛行機では文庫か新書を持っていくが。
JR駅構内にある「キヨスク」などに雑誌を卸している鉄道弘済会が雑誌卸しをやめるそうだ。売上が全盛期の10分の1になって採算が合わなくなったらしい。今後は出版取次大手のトーハンが引き継ぐらしいが、問題山積でこのままだた駅で雑誌が買えなくなる日がくるかもしれない。
確かに電車に乗っても週刊誌、ましてやファッション雑誌のようなかさばるものを読んでる人を見かけなくなった。
出版業の端くれにいる身分としては、由々しき事態である。
雑誌はすべてdマガジンのようになるのかな?