予約困難店

 このところ数年通っている地方都市の飲食店がミシュランの二つ星を取ったというニュースをさきほど知った。調べると日経オンラインの記事になっていた。店主は喜んでるだろうな。彼が喜んでくれるとこちらも嬉しい。ただ困ったことがひとつ。これで予約が取りづらくなりそうだ。席は限られているからね。ただ地方都市という点ではまだ東京の予約困難店よりはマシかもしれない。

 この店に行く度に、東京で数日間だけポップアップ店を出して、各界の著名人集めましょうなんて話もしていたのに、これではそのアイデアも不要かもね。

 美味しいものをいただくと確かに幸せな気分に浸れる。しかしそれが毎日だとどうなんだろうといつも思う。たまに味わうから美味しいのであって、そのありがたみがマヒするような連日の美食はむしろ逆効果だと個人的には思う。

 普段は比較的質素な生活をして月に一回、あるいは数カ月に一回、清水舞台でとっておきの飲食店に行く。これがいいんじゃないかな。誰でもとは言えないけど多くの人はそんな楽しみができると思う。

 まあ予約ができたらの話ではあるんだけどね。