いわゆる3D写真館

 タイミングをすこし外した話題であるが、例の3Dプリンタで銃を作った男が逮捕された事件。この事件でなんとなく一般的にも3Dプリンタというものがどういうものか知られるようになったと思う。地方のNHKしか見ないような老人にまでという意味で。

 形あるモノを量産するには「型」というものが必要だったのだ、3Dプリンタがあればその「型」が不要になり大幅なコストダウンができる。それが革命だという騒いでいる向きもいるようだが、確かにそうなのだろう。ただまだ発展途上。3Dプリンタ自体のコストは下がったと言っても、実際にモノづくりの現場で使われるまでにはまだしばらくかかりそうだ。

 一昨年あたりこの3Dプリンタを使って人の全身フィギュアを作るという話を聞いた。期間限定の取り組みだったが、調べてみるといまではレギュラーでやっているようだ。あの時作ってもらいたいと熱望していたが、いまはその熱は覚めた。けど、やはり面白そう。

 ただこういうのはもれなくムーアの法則が適用される。来年、再来年は激安な業者が現れてこの市場が荒らされる可能性もある。個人的にはそれまで待ってもいいかなと。

 

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