これでいいのだ

 トランスコンチネンツが生まれ変わり、新しいコレクションを発表するというので、昨日暑い日差しの下、青山スタジオまで出かけた。クリエイティブディレクターはスタイリストでもあり、自身のブランドも持っている小沢宏くん。

 入り口脇にかき氷のブースが出ていてちょっと嬉しいおもてなし。昔ポパイの編集を手伝っているころ、某スタイリストのアシスタントをしていた懐かしい顔とも出会った。名刺をもらったのだが日本を代表する新聞社に勤めているようだ。

 出かける前、これまた四半世紀ぶりに懐かしい人からメールを貰ったばかり。そのことを伝えると懐かしそうに目を細めていた。

 この展示会、PRの仕切りはPEACH。N村社長が取り仕切るプレス会社である。ちょっと話をしていたところ、4ヶ月の赤ん坊がいるというからびっくり。前回会った時そんなことおくびにも出さないし、こちらとしてもまったく気がつかなかった。

 最後に会ってから1年経ってないと思う。人というのはそんな短期間で大きな仕事を成し得ているのだと、違った方面で感動してしまった。

 自分としては去年も一昨年も、そして今日もまったく違いのない日常を暮らしている。果たしてこれでいいのか。