0.5ミリ

 安藤サクラの大ファンなので昨日映画「0.5ミリ」の試写に行ってきた。期待に違わぬ名演技。彼女がいる限り、日本映画は安泰だ。

 それにしても長い。196分! お尻は若干痛くなったがそれでもまったく飽きなく最後まで楽しんだ。監督の安藤桃子はサクラの実の姉。姉妹で作った映画である。お父さんは今回のニッカMOOKでもお世話になった奥田瑛二さん。それにしても姉妹ですごい才能である。

 作品は月並みな表現で申し訳ないが、ユーモアとペーソスに満ちた人間ドラマ。

 ただ坂田利夫は存在だけでなぜか笑ってしまうのと、あまりにも強烈なキャラクターすぎて劇中でも坂田利夫本人に見えて仕方がない。あくまで個人の感想だが。

 来月公開。よろしければどうぞ。