やりきれない

 毎年人間ドックに行っているのに、重い病気に気付かれずそのまま放置される。数年後体調が悪くなり、病院に行ったところ思いもよらない宣告を医師から受ける。家族のみんなが放心状態。恐怖、悲嘆、憤怒、落胆、いろんな感情が駆け巡る。

 そんな話が身近にあった。

 どうしたらいいんだろう。

 検索してみると似たようなケースで家族がドックを訴えたというのがある。勝訴あるいは示談で手打ちということなのだが、そういうことを望んでいるわけではない。なんともやりきれない話である。

 話を聞いたこちらも怒りで震えている。

 しかし拳を振り上げても振り下ろすところがない。不条理だ。

 本日は記録としてこれを記す。