手帳

 そろそろ来年の手帳を買わなくてはならない頃だ。手帳、つまりスケジュール帳、ダイアリーともいうね。

 いまでは携帯電話でスケジュール管理をしている人が多いと思うが、やはり手帳の気軽さとスピーディさには敵わない。変更もメモも自由自在。確かに携帯も便利だと思うが一長一短で、結果的には例年手帳を使っている。

 ずっとクオバディスのA4サイズのダイアリーを使っていたのだが、年々バッグに入れるには重く感じてきて、数年前ミドリのトラベラーズダイアリーというものに変えた。簡単なシステム手帳のようなもので、ファイロファクス的なものよりはプリミティブで好みに合った。しかしこれもファイロファクスのようにフラットにノートが開かないので文字を書きにくいという欠点があった。さらにさして軽くない。革表紙だし。

 で、昨年から9✕14cmの小さなモレスキンのダイアリーに変更した。見開きで垂直に曜日が並んでいるやつ。商品名ではバーチカルタイプ。

 これが軽量でスケジュールを記載するにはちょうどいい。すごく気に入っているのだが、個人的に気に入らない点がひとつ。13時と14時の間にどういうわけか大きなスペースが空いているのだ。ランチタイムのためなのか、デザイン上の問題なのか? いずれにせよ、この使い勝手がどうにも気に入らない。

 なので今年は同じモレスキンの同サイズの違うモデルを買った。見開きを左右に使うタイプではなく、上下に使うタイプのやつ。上段ページにに月から水まで、下段に木曜から週末まで、そして右側にTo Do欄などちょっとしたメモスペースがある。

 本当はコレまで使ってたバーティカルタイプの時間スペースが等間隔であればまったく問題ないのだが、前述のとおりランチタイムのスペースに問題がある。

 新手帳、買ったばかりだけど、使う前からちょっと問題あるかなとも感じている。実際使ってみてどうなんだろう。

 長年いろいろ使っているけど、これといってぴったりフィットする手帳というのはなかなかない。先日銀行の人に来年の手帳をもらったのだがこれは確かに使いやすそうだった。しかしデザインがいけません。まったくもって論外。そこをなんとかすればいいのに残念だ。どうしてこういう公的とも言える機関の製品はカレンダーもそうだけど、センスが悪いんだろう? わざとやってるのかな? たぶんイタリアや北欧などのものはきっとセンスがいいと思う。調べたわけではないけど。

 日本ももう少しデザインがんばりましょう。