チャッピー

 昨日映画「チャッピー」を観た。六本木ヒルズのTOHOシネマズの一番大きいスクリーンでやっていた。ちょうど昼過ぎの会に行ったのであるが、驚いたことにガラガラだった。日曜なのに。劇場の予測も大外れということか。

 映画は個人的にとても、とてつもなく面白かった。残酷なシーンは日本版にカットされているとか噂もあったが、それがなくても十分楽しめる。監督ニール・ブロムカンプは誠に異才である。前々作「第9地区」も良かったが、今作の方がより楽しめた。

 ただのロボット映画ではない、示唆に富んだストーリーがよろしい。

 この欄の読者の皆さんには、ぜひ観に行って欲しいと思う。手塚治虫が存命ならほぞを噛んだかも。

 

 ちなみに 南アフリカのラップウグループ、ダイ・アントワードの夫婦が実名で出演している。この人たちのことを調べていくとまた楽しめる。