安比でトレイルランニング

 昨日熊谷は観測史上最高気温、青梅でも40度越えだったとか。さらには北極圏でも30度以上。もうマヒしてきた。いつかは涼しくなるんだろうからそれまでひたすら我慢。

 そんな各地で猛暑が猛り狂い、無用な外出を控えてくださいというアナウンスが電波を通じて広がっていた先週末、盛岡は安比高原スキー場トレイルランニングに行ってきた。正式にはAPPI  VERTICAL RACE & TRAIL RUNNING。比較的練度の低い人でも大丈夫ということでの参加。安比スキー場を下から上まで駆け上り、ゴンドラに乗って降りて、最後すこしだけまた走ってゴールというコースである。

 全長9キロ。この中にゴンドラの下り約3キロが含まれているので賞味6キロほどのトレラン。2年前に野沢の14キロを経験済みな身としては軽い気持ちでの参加であった。次のシーズンからマラソン大会にまた出ようかなと思っているので、そのトレーニングの一環という位置付けでもある。

 しかし見ると聞くとでは大きく違う。大会の朝、スタートゲートから山頂を見た時にすこしばかり参加を後悔した。

 写真で見るとそうではかもしれないが、本物のランドスケープは結構な迫力。

 コースはスタート後緩やかに1キロほど登り、ぐるりと左に折れそこからスタート地点まで下り、そしてそこから山頂まで駆け上がる。いや駆け上がるというのは言い過ぎで歩いて登るという方が正しい。

 斜度は登るほどに角度を増していく。最大斜度37度くらいというから壁に近い。そこをひいひい言いながらなんとか登ったのであった。

 スキー場なので山頂に自動販売機があり、そこの冷えたコーラが美味しいから小銭持ってけという大会MCを担当したアメアスポーツのIさんの指示に従い、硬貨を用意していたのにすっかりそれを忘れるくらい頭が白くなった。

 今年いちばん汗かいた。

 とはいえ、ビギナー向けの大会ということもあって、事後のダメージは比較的穏やかなものであった。野沢トレイルの時はレース後、疲れすぎて食物が胃を通らなかったのに対し、今回は焼肉食ってさらに盛岡冷麺を堪能できた。

 冷麺、こんなに美味しかったとは知りませんでした。これからちょっとクセになりそう。

 ちなみにこの大会は他に3キロの部や子供たちのレースなどもあり、これからちょっとトレイルやってみたいという人にはうってつけ。東京に比べ暑さが控えめだったというところもポイント高い。

 次回以降もし参加するならもうすこし歩かないで、駆ける距離を伸ばしたい。というか冬ここにきてスキーしたい。

 

 

↓黒いゲートがスタートで、山頂まで。

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↓ブログメンバーでもある南井先輩。イケてます。レースが終わりレンタカーを返却する時、交通事故を目の前で目撃したと興奮されながら冷麺の大盛り食ってました。

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↓スタート。最後尾からのスタートでゴールもほぼ最後尾だった。

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