秘密漏洩

 令和への改元の時に官邸がもっとも重視していたのが、秘密漏洩だったという。漏れれば、直前に別案に差し替えることを念頭に入れていたとか。

 そんなの漏れたからと言って変更しなくてもいいんじゃないのかと個人的には思う。まあ漏れなかったようだから良かったけど。でも何かダメというもっともな理由があるのでしょうね。

 万が一漏れたとして、それを報道する機関というのがあったとしたら、それはそれでどうかと思う。スクープだとか抜いた抜かれたという以前の問題なのではないか。数分、いや数十分早く公表できたとして誰かから褒められるのか? それが正義に悖っているのか?

 よくわからない。

 有識者の何人も集まって、何日も何時間もかけて協議したことを台無しにする行為になんら英雄的価値はない。なんだかその秘密漏洩に必死になっていたという記事を読んでそんなことを考えてしまった。

 しかしこの令和という元号、慣れてみるとなかなかいいですね。結構好きです。ハズキルーペよりも。